絵画(日本画・洋画)・掛け軸・古美術品のオンライン販売 おんらいんぎゃらりい秋華洞(しゅうかどう)

本物の美術品=日本画・洋画・掛け軸の販売 おんらいんぎゃらりい秋華洞
ほんものの絵画(日本画・洋画)、古美術品(掛け軸、屏風、茶道具)の販売 おんらいんぎゃらりい秋華洞 お客様の声 美術品買取 作品お探し メールマガジン 購入問い合せリストを見る
ほんものの絵画(日本画・洋画)、古美術品(掛け軸、屏風、茶道具)の販売 おんらいんぎゃらりい秋華洞

貴方の選び方種別大きさテーマ価格




初めての方へご注文方法よくあるご質問用語集運営会社お問い合せカタログ請求


HOME >日本美術そうだったのか通信エクストラ>シリーズ6弾
文字の大きさを変更通常大きな文字



日本美術そうだったのか通信エクストラ





|日本美術そうだったのか通信エクストラ 美術品蒐集の達人に聞く!シリーズ4弾



アートの目利きたちの集い「わの会」活動秘話。





千秋 どうやって絵をコレクションする人が増えて行きますかね? 

堀 「わ」の会としては一つの町に一つの美術館を作って皆が絵との接触できる接点を増やして絵を鑑賞する楽しさを伝えていくというのを「わ」の会の一つの目的としてやっています。ですので、画廊さんが、お客さんを増やす為にどうしたらいいかというと、お客様の立場になって一生懸命考える事しかないと思いますよ。経営を考えると理想ばかり言えませんけど、秋華洞の良いところは、サラリーマンコレクターの事を取り上げてくださっているところだと思っています。

千秋 どうやって「わ」の会をつくられたんですか?一人一人とどうやって出会われたのですか?

堀 もう30年ですからね。月に何回も同じ画廊に出入りする中でたまたま他のお客さんと出会ってお互いを紹介しあい、そして、友達になって情報を交換し合いました。目利きであるとわかると「わ」の会のメンバーに加えて行き、その輪がどんどん広がって行ったのです。そして現在では52名の16美術館が全国にあります。

千秋 

堀 油彩画を集めている人が多いですね。

千秋 長い時間をかけてつくられてきたんですね。何かで2003年に発足されたように書いてあったと思うのですが。

堀 今年で5年目です。会として発足したのは5年前ですが、先ほどお話して広がった輪の友達たちが「わ」の会のメンバーです。改めて会として会報出したりして立ち上げたのが5年前ということです。大体わたくし美術館は自己実現して3年後には入館者数が減って閉館してしまうのですが、柏わたくし美術館がもう少し長生きして続けて行く方法を模索しようと思って「わ」の会を作って、企画や交換会や作家の発掘検証も他のコレクターや画廊と一緒になってをの作品を買ったりという活動を「わ」の会としてやっております。普通は3年、5年でわたくし美術館は終わりだけれども、柏わたくし美術館は8年目に入っております。「わ」の会は千点を越えるコレクター、学芸員、医師、サラリーマン、公務員と様々な職業をもつ目利きのあつまりです。

千秋 「わ」の会の存在は堀さんにとって大きいですよね。

堀 日本一の目利きの会です。間違いなく日本一の目利きの会です。それは一人一人のコレクションを見て頂ければわかります。皆そんなに世の中には知られていませんが、それぞれが楽しんで集めていますよ。名前は連ねていないコレクターにも助言や情報を頂いてこの会は成り立っているのです。

千秋 いろいろなコレクターの方が集まっていて、全然かさならないジャンルの絵を集めている方も中にはいると思いますが、お互い全然相手の集めている物がわからなかったりしないのですか?

堀 一番面白いのは 「放談会」というのが年に三回あります。それぞれが作品を一点持ってきて、その作品に対する思いをそれぞれが語るんですよ。そうすると、ある人は彫刻を持ってくるし、ある人は水彩画を、ある人は江戸時代の作品を持ってくるんです。いつも20名ぐらい集まって皆いろいろ持ってきて、それぞれが調べた結果を発表するんです。中には研究家の方もいるので、古い文献から全部整理してみなに資料として配ったりして、それが大変勉強になりました。ですので、レベルはそれぞれですがそれぞれの絵の発表がきけて、あらゆるジャンルの年代の作品が見れて、その「放談会」はてんやわんやで活性化して大変おもしろいですよ。

千秋 そうすると、自分の集めていたジャンルはこの辺りだったけど、他の人のジャンルも少し集めてみたいなとか興味を広げてみようかな、買ってみようかなという気持ちにもなったりするのですか?

堀 そういう人もいますけれども、皆年期の入ったコレクターですので、自分の所の枠から出るという事はあまりありませんね。骨董というのは限りがないので、自分のコレクションを良いコレクションにしようと思ったら、いくら人がそっちの方がいいと思っても、基本路線を外す事はあまりないですね。ですが、皆ほかのコレクションにも興味もているんです。皆一生懸命に「放談会」では話すので、その情熱に引き込まれますが、自分のコレクションの柱をぶらすことはあまりないですね。コレクションを10年20年
つづけていると、柱はなかなかぶれないですね。

千秋 若い方はメンバーにいるのですか?

堀 40代のかたはいらっしゃいますよ。

千秋 集められる方は30代からのかたが多いですね。

堀 そうでしょうね。

千秋 

堀 美術館をやっていて思う事は、一つの絵を鑑賞して思う事は様々で、こんなに人って多様なんだと思いますね。だから一人の作家の作品を画廊の方でこれが代表作と決めても、実際に売れる作品は全然違ったりすると思うのですが、本当に不思議ですね。絵だって買うとなると本当に必死になりますよ、絵を描く人だって本気でしょうけど、買う人も本気ですよ。それでもぶつからないから不思議ですよね。ぶつかるときもあるんでしょうけど、なかなかぶつからないんですよね。

千秋 そうなんですよ。これは絶対すぐ売れるだろうなと思っているのがなかなか売れなかったり、売れなそうな物がすぐ売れたりして、時々わからなくなっちゃいますよ。でもそれは他の画廊さんも結構みな同じ事を言っていていますね。結局なにが売れるかわからないんですよね。中には贋物でも欲しい人もいるんですよ。贋物でも欲しい物は熱心に欲しいという方も時々いらっしゃるんですよ。

堀 それが人だと思いますね。人は絵になんの魅力を感じるのか他様なのがまた魅力です。

ページの上部へ








プライバシーポリシー訪問販売法による表記サイトマップ